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MRI検査とは
MRI装置 シーメンス
(MAGNETOM Aera 1.5T)
MRI検査は強力な磁場とRF波パルス（電磁波）を使用して任意断面を撮影する装置です。骨や空気による画像への影響が少ないため、骨に囲まれた頭蓋内や脊髄での病変の描出に優れています。
また、CT装置では抽出できない超急性期の脳梗塞を拡散強調画像（diffusion imaging）で診断する事が可能です。
関節や軟骨などの描出にも優れているため、整形領域などで良好な画像を得ることもできます。
人体への放射線被ばくによる影響が無く、造影剤を使用せずに、血管を抽出（MRA）することも行えます。
〈単純撮影、造影撮影、MRAなどが可能です。〉
検査対象
頭部
頭痛、めまい、脳腫瘍、脳血管障害を疑う場合
脊椎
圧迫骨折、ヘルニアを疑う場合
腹部
肝、胆、膵、腎、骨盤内病変（子宮、卵巣、膀胱等）を疑う場合
四肢
骨、関節の病変、腫瘍を疑う場合 。