心療内科
心療内科のご紹介
心療内科では、臨床各科の身体疾患の中で、その発症や経過に心理社会的ストレスが関与しており、通常の内科的治療では治りにくくなっているケース(心身症)を主に、心身両面から診療させていただいています。主な疾患は、摂食障害、頭痛、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群、慢性疼痛、慢性疲労症候群、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症、糖尿病、肥満、自律神経失調症、更年期障害などです。心療内科では以下のような治療を行っています。- ストレッサーを明らかにしてその対処法の指示と学習
- 健康の維持・増進を可能にする生活習慣や行動様式の習得
- 日常のストレス状態からの解放をはかるリラックス法の習得
- 家族や職場の人々の理解と支援が得られるように援助
これらの治療を可能にするために、各種集団療法、自律訓練法、認知行動療法、家族療法、芸術療法などを組み合わせて用います。心身症は臨床各科で診られるので、各科と連携をとりながら治療を行っています。
*不安症、パニック発作、身体症状症、睡眠障害、解離性同一性障害、PTSD、うつ病、自閉スペクトラム症は精神疾患の範疇に入ります。これらの疾患が患者様の中心的な病態となっている場合は、それらの専門である精神科での治療をお願いすることがあります。
当科は摂食障害患者の入院治療に力をいれております。ただし、一般内科病棟への入院となりますので、自殺念慮や、自傷行為などのいわゆる行動化が表面化している場合は、状況に応じて精神科病院へご紹介させていただいております。
心療内科セミナー
第27回 日本心療内科学会総会・学術大会
https://med-gakkai.jp/jspim27/
・ポスター(PDF:1,2MB)
第132回 日本心身医学会関東地方会
https://psm132.secand.net/
・ポスター(PDF:232KB)